第24回 ナンバーズ3 高配当を狙え part1

第1回の抽選(1994年10月07日)から22年経ちました。
ついに4,000回ですね。
300回とか400回で分析記事を書いたのが懐かしいです。
1,000通りの出目に対して4,000回の試行回数は、分析内容によっては充分な回数です。
早速いろいろみてみましょう。
今回は「ナンバーズ3データベース」の使い方を説明しながら進めていきます。

本講座の趣旨は「高配当を狙える数字を探す」ことであって、出目を予想するものではありません。ご注意を。

1.序

ナンバーズ3データベースで「全件表示する」をクリックすると最新結果までの全抽選結果が新しい順に表示されます。

【図1】ナンバーズ3データベースのTOPページで「全件表示する」をクリック

【図2】全件表示した画面

ST(ストレート)で平均 ¥95,583 と出ています(2014年10月21日時点)。
また、第4000回のストレート「404」の賞金が ¥105,400 であるのに対して、第3995回「369」は ¥46,700と半分以下になっています。
「404」も「369」も当選確率(1,000分の1)は同じなのにこんなにも違います。
人気のある数字はそうでない数字に比べて多くの人が購入するため賞金が少なくなります。
「高配当を狙える数字を探す」というのは「不人気な数字を探す」ことになります。

ナンバーズ3データベースでは緑色の文字はクリックできるようになっています。
一覧表示の並べ替えができますのでいろいろやってみてください。

【図3】

項目名はクリックするとその項目で並べ替え、もう一度クリックするとその逆順になります。
STはストレート、BXはボックス、SSはセットストレート、SBはセットボックス、MNはミニです。

また、緑色にはなっていませんが、抽選回数の各数字にマウスを持っていくと「抽選日」「購入口数」「販売実績額」が表示されます。

【図4】

2.出現頻度

ストレートは出目が1,000通り(000〜999)ですから、4,000回抽選があれば平均で4回当せんとなります。
実際の出現頻度をみてみましょう。

【図5】ナンバーズ3データベースのTOPページで「1. 頻度表示」の「ストレート」をクリック

【図6】ストレートの全出目の出現頻度

全体の平均賞金が ¥95,583 であるのに対して、各出目の平均賞金に結構な差があることがわかります。
ここで「出現回数」をクリックすると、出現回数の多い順に並び替わります。

【図7】出現回数順表示

平均4回なのに「638」は11回も出ています。
多く出ている出目は賞金が低いかというと、「199」と「943」は10回出て平均で10万円を超えているので、そういうわけでもありません。
ちなみに抽選4,000回で11回当せんする確率は、

で、0.2%ということは1,000通りの出目のうち2件ですから、もうひとつあっても良いくらいですね。

「出現回数」をもう一度クリックすると逆順に並び替わります。

【図8】出現回数順表示(逆順)

一度も出ていない出目が18コもあります。
4,000回も抽選しているのに一度も当せんしない出目が18コもあるなんてイカサマだ!
と思いますか?
4,000回の抽選で一度も当せんしない確率は、

と、1.8%ですから、1,000通りの出目のうち18件というのはごくごく普通の結果です。
ついでに1回だけ当せんする確率は、

と、7.3%です。
実際は74件ですので、これも計算値とほぼ一致します。
偶然の積み重ねでも充分な試行回数があれば、かなりの精度で計算値と一致するという良い例ですね。

3.ミニの高配当

さて本講座の趣旨は「高配当狙い」だと書きました。
4,000回記念分析シリーズではまず、ミニの高配当を簡単にみてみましょう。

【図9】ナンバーズ3データベースのTOPページで「1. 頻度表示」の「ミニ」をクリック

【図10】ミニの全出目の出現頻度

ミニは100通りしかないので、全100件が1ページで表示されます。
平均40回出現で賞金は平均で ¥9,513。
最多出現は「33」で54回。最少出現は「46」の22回です。
「出現回数」をクリックすれば出現回数の降順に、もう一度クリックすれば逆順に並び替わります。

【図11】ミニの全出目の出現頻度(出現回数の多い順)

【図12】ミニの全出目の出現頻度(出現回数の少ない順)

「平均賞金」をクリックすると賞金順に並び替わります。
(もう一度クリックで逆順)

【図13】ミニの全出目の出現頻度(平均賞金の高い順)

平均で ¥11,000 を超えている出目が結構あります。
全体の平均賞金 ¥9,513 と比べればかなり高配当ですね。

出現頻度の表では左端の出目の数字をクリックできます。
平均賞金1位の「70」をクリックすると、下2桁が「70」であった全抽選結果が新しい順に表示されます。

【図14】下2桁「70」の全抽選結果

「70」の平均賞金が ¥12,282 であるのに対して、それ以外の全ての平均が ¥9,487 ですから「70」がかなり高配当であることがわかります。

ナンバーズの開始当初は購入口数が今ほど多くなかったため、かなりの高配当が出ていました。少ない件数の平均を見るときには初期の高配当で平均が高くなっているケースが少なくないので注意が必要です。

「70」は高配当傾向がありそうですが、各回をみると低配当のときもあります。

【図15】

第3624回(2013/05/07)と第3239回(2011/11/07)に7千円台がありますね。
ミニの場合、本来あるはずの百位の数字を無視した投票になるわけですが、実際には百位の数字が何であるかに依って配当に傾向が出ることが少なくありません。
例えば同じミニ「70」でも結果が「070」のときは他の例えば「170」や「270」に比べて高配当なようです。

それにはそれなりの理由が考えられるのですが、ナンバーズの当せん賞金の決め方が独特であることもひとつの要因です。
当せん賞金の決め方については「第15回 ナンバーズの攻め方 PART3」の「3. 賞金はこうして決まる」を参照ください。

4.予告編

本講座のナンバーズの買い方の一押しは「日付に読めないダブル」です。
ナンバーズ3データベースのTOPページで次のように選んで絞り込むと、

【図16】

【図17】日付に読めないダブルの絞り込み結果

全4,000件のストレートの平均賞金に対してかなり高配当であることがわかります。

次回以降ではこの辺りを詳しく書きたいと考えています。

2014.10.22 DEM.
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